東京大学 有志学生による
事業仕分けに関するアンケート・署名活動
先日終了した行政刷新会議における事業仕分けでは、特別研究員制度の完全廃止を含めた科学研究予算縮減・廃止の議論が行われました。そこで私ども東京大学理学部物理学科4年有志は、
- 上記のような予算縮減が現実のもののとなった場合の学生の進路への影響について調べるためのアンケート調査
- 事業仕分けに寄る科学技術関連予算縮減、その中でも特に若手研究者育成のための予算縮減・廃止に反対を表明するための、学生による署名活動
を行います。実際に多くの優秀な学生が海外へ流出するまたはそもそも研究者への道を諦めてしまうということが実証されれば、政府も耳 を傾けてくれる可能性が非常に高まると考えております。是非とも皆さんのお力添えを賜りたいと存じます。
以下では、上記A及びBの実施方法に関して説明致します。予算に関する最終的な政治判断が下されるのは今年の12月19日ですので、事態は急を要します。従いまして、期限を12月7日(月)18時として、以下のように活動を展開しますので、ご協力ください。日本の科学技術を壊滅の危機から救うためには、皆さんのお力がどうしても必要です。よろしくお願い致します。
東京大学での実施の場合
- 注1
- この過程で得られた個人情報は、個人情報保護法の下で厳格に保護されます。
- 注2
- Step2で私どもの代行をして頂ける方を募集しています。ご協力頂ける方はご連絡ください。
- Step1
- 私どもが学部学科の友人知人に頼んで、人が集まりやすい授業などを教えてもらう。
- Step2
- その授業を担当する教員にアポイントメントをとり、授業終了前の5分間を頂戴し、授業に出席している学生の皆さんにアンケート収集と署名活動に協力して頂く。また、期限を12月7日(月)18時とする。
- Step3
- 匿名性を完全に保持した状態でアンケートを集計し、集めた署名と合わせて東京大学理学部・理学系研究科の広報部に譲渡し効果的に活用してもらう。
なお、上記の手順では、研究室配属になっている学生の方の意見は反映されませんので、研究室配属になっている方々は個別に対応いたします。ご連絡いただくか、トップページからPDFをダウンロードして印刷、配布、回収して私どもにお渡しいただけると助かります。
私ども有志は東京大学本郷キャンパス理学部1号館5階516(学部生控室)を活動拠点としております。アンケートと署名は、お手数ですが、有志の誰かに渡していただくか、拠点へいらしてください。よろしくお願いいたします。
東京大学以外での実施の場合
私ども有志の人員も限られておりますので、大変残念ではありますが、こちらは各大学の心ある学生さんにお任せざるを得ません。このような学生の適切な活動が広がりを見せることを心から願っております。
活動の背景を説明したページで、どなたにも参加いただける活動の例をご紹介しています。よろしければご覧ください。
また、私どもに協力していただける方はご連絡ください。よろしくお願いいたします。
© 東京大学 物理学科有志 2009