東京大学 有志学生による
事業仕分けに関するアンケート・署名活動

ここは、東京大学の理学部物理学科を中心とした有志学生による活動のホームページです。私たちは以下の2つの活動を行っています。いずれも2009年12月7日(月)が期限ですので、協力していただける方はご注意ください。

2009年12月15日(火)更新:昨日、プレスリリースを行いました。資料を1ページの簡易なもの詳細なものの二種類配布しました。

2009年12月13日(日)更新:第三会場で行われた事業仕分けに関する情報全般は事業仕分けWS3 科学分野 まとめウィキなどをご覧ください。

1.アンケート活動

特別研究員制度
優秀な大学院生および若手研究者に、同年代の社会人の給与と同程度の研究奨励金や研究費を与え、他の労働をすることなく研究に専念できるようにする制度。
DC1,DC2
博士課程1年または2年から、標準的な博士課程修了までの期間(3年または2年)に渡り採用される。
PD
博士課程修了後、ポスドク(ポストドクトラルフェロー)として研究に従事する3年に渡り採用される。

今回仕分け対象となった事業の一つに競争的資金(若手研究者育成)があり、その中に学術振興会による特別研究員事業が含まれています。東京大学の大学院博士課程学生の多くは、この支援を受けて研究に従事しています。

これらの事業に係る予算が削られると、裕福でない研究者志望の学生の、博士課程以降への進学が厳しくなる恐れがある、と言われています。

そこで、この特別研究員制度の削減による、学生の進路への影響を調べるアンケートを行います。果たしてノーベル賞学者が危惧している学生の流出は本当に起こるのか?それを中立の立場で調べていこうと思います。

アンケートの対象者は東京大学の学部生(工学部、理学部、後期教養学部の学生)と大学院生です。

2.反対署名活動

科学技術予算の削減、特に若手研究者育成の削減に対し、反対の立場を明確にし、署名活動を行っています。私たちの署名活動に賛同してくださる方は、次のフォームのいずれかに署名をお願いいたします。

集団配布用は名前記入欄が用紙1枚あたり1個、回覧用は記入欄が用紙1枚あたり15個あります。

署名の対象者は、東京大学の学部生と大学院生です。

質問や疑問、ご意見などありましたらお問い合わせください